大日寺
徳島市のいちばん西部
鮎喰川を渡った平地にあり
車の往来が激しい県道の反対側が
かつて阿波の総鎮守である
一の宮神社となっている。
開基は弘法大師とされ、縁起によると
大師が森というこの地で
護摩修法をされていた際に
空中から大日如来が紫雲とともに舞いおり
この地は霊地なり。
心あらば一宇を建立すべし
と告げられた。
大師は、大日如来像を彫造して本尊とし
堂宇を建立し安置したと伝えられている。
寺名の由来もこの縁起による。
境内はあがたまのきの老樹に覆われている。
戦国時代には「天正の兵火」により
堂塔はすべてが罹災している。
江戸時代の前期に阿波3代目藩主
蜂須賀光隆公により本堂が再建された。
本尊 十一面観音
大日如来
阿弥陀如来立像
青面金剛立像
境内建造物
- 本堂
- 大師堂
- 幸せ観音
- くりから龍剣
- 水子地蔵
参拝の順番
- 本堂
- 大師堂
- 納経所
- くりから龍剣